中央区にお住まいで遺留分にお悩みの方へ

文責:弁護士 井川卓磨

最終更新日:2024年04月17日

1 中央区にお住まいの方の遺留分のご相談

 遺留分は、被相続人の配偶者や子に認められている、最低限の遺産取得分です。

 遺留分が侵害されている場合は、遺留分侵害額請求を行うことで、取り戻すことができる可能性がありますので、遺留分でお困りの中央区にお住まいの方は、まずはお気軽にご相談ください。

 遺留分の電話相談に対応しておりますので、どなたにも気軽に相談していただけるかと思います。

2 遺留分が問題になるケース

 遺留分が問題になるケースとして、「遺言によって相続財産の取得割合が不公平な場合」「特定の相続人に多額の生前贈与がされていた場合」などが考えられます。

 例えば、被相続人に子どもが複数いる場合に、「長男に全ての財産を相続させる」と記載されている遺言があった場合、長男以外は財産を相続できないため、不公平な遺産分割となります。

 このような場合に、長男に対して遺留分を請求することで、一定の財産を取得できる可能性があります。

 遺留分侵害額請求を行う際、いくら請求できるのか計算することになりますが、この計算は複雑で、相続人が親などの直系尊属のみの場合と、配偶者や子どもが相続人の場合で計算が異なりますし、個別的遺留分の割合も異なります。

 正確に計算し、適切な遺留分侵害額請求を行うためにも、まずは専門家に相談されることをおすすめします。

3 遺留分侵害額請求をお考えの方へ

⑴ 遺留分権利者

 遺留分は誰でも請求できるわけではなく、遺留分権利者の範囲が決まっています。

 そのため、まずは遺留分を主張できるかどうかを確認することが大切です。

⑵ 遺留分の請求

 遺留分を請求するための手続きは、決まった形はありません。

 口頭で「遺留分を請求する」と伝えることもできるのですが、これだけですと、後から「言った・言わない」でトラブルになるおそれがあります。

 そういったトラブルを回避するためにも、遺留分を請求したという証拠を残しておけるように、内容証明郵便で行うとよいです。

⑶ 話し合い、調停、訴訟

 遺留分の請求を行ったあとは、まずは話し合いを行い、話し合いで合意に至らなかった場合には、調停を申し立てて解決を図ることになります。

 それでも解決できなかった場合は、訴訟を提起することになります。

参考リンク:裁判所・遺留分侵害額の請求調停

⑷ ご相談ください

 遺留分の請求や、遺留分の請求を行った後の話し合いなどを適切に行うためには、遺留分に関する知識が必要です。

当事者同士では感情的になってしまい解決が難しくなることもあるかと思いますので、まずは専門家にご相談ください。

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